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②手技療法基礎技術習得コース~操体法から広がる手技療法~ 佐々木公一先生

このセミナーは、当校の同窓会である常陽会主催のフォローアップセミナーです。

常陽会学術講習会で好評だった佐々木公一先生による手技療法基礎技術習得コースです。

様々な手技療法に精通している佐々木先生に、操体法を中心とした手技療法の基礎技術を教えて頂きます。

「操体法」は橋本敬三医師(1897~1993)により作られたもので、全身から各指先の細部におよぶ具体的で体系的な体の動かし方をいいます。

内容としては、操体法の基本的な概念や手技を中心に、「触る」という手技療法の基本を学びます。

本校で学んだ知識や技術をさらに昇華させ、身体の診方や触り方を臨床の現場で活かせるように学んでいきます。

1年間で年5回(10時限「1時限は1時間30分」)の講義です。

8時限以上出席した方には、常陽会名による講習会修了書を授与いたします。

募集要項
応募資格
常陽会会員(全科在学生、卒業生)
修業期間
令和6年7月から12月まで 全5回(10時限「1時限は1時間30分」)
定員
20名。
先着順で受け付けます。定員になりしだい締め切ります。
受講料
15,000円
会場
本校実技室
募集期間
6月21日(金)まで
講義日程・内容
手技療法の基礎技術習得、操体法入門・応用
*「正確に触る技術」を身に付ける
*触るときの身体の使い方を学ぶ
*操体法の理念、方法を学ぶ
*各体位、各疾患に対してのアプローチ方法を学ぶ
講義内容
※下記は昨年度実績です
1操体法概論。「補助抵抗」か「つり合い」か。動の操体①
2動の操体②
3圧痛の活かし方。逃げ方の観察と圧痛操法。
4痛みと動作
5皮膚の操体
6皮膚での動作の誘導
7想の操体
8環の操体
9応用手技療法①
10応用手技療法②
※各技術の熟練度によって内容を変更することがあります。
※学校行事等により日程を変更する場合もありますので、予めご了承下さい。

(以下、ゆる操体研究会HPより抜粋)

操体法の由来と橋本敬三、高橋迪雄

整形外科の開業医であった橋本敬三博士は、自らのところに来診した患者のその後の流れを調べるうちに、鍼灸や整体などの民間療法に患者が行くのを知り、鍼灸などの東洋医学を研究するために、鍼灸学校に入学し、また、高橋迪雄(みちお)の正体術(正體術)をはじめとする民間療法を研究した。

その過程で、伝統的に行われていた治療法にヒントを得て、操体法という画期的な健康法・治療法を確立した。


橋本敬三医師の操体法の特徴
具体的には、痛みやつっぱりを感じるとき、痛い方向・つっぱる方向から、痛くない方向・つっぱりを感じない方向にゆっくり動かし、最後にすっと力を抜くと歪みが解消されるという方法を採る。
初期の理論(著書に詳しい)では、客観的に骨格構造を観察して、運動系の歪みを修正(治療)することを主題としているのが特徴。