このセミナーは、当校の同窓会である常陽会主催のフォローアップセミナーです。
常陽会学術講習会で好評だった佐々木公一先生による手技療法基礎技術習得コースです。
様々な手技療法に精通している佐々木先生に、操体法を中心とした手技療法の基礎技術を教えて頂きます。
「操体法」は橋本敬三医師(1897~1993)により作られたもので、全身から各指先の細部におよぶ具体的で体系的な体の動かし方をいいます。
内容としては、操体法の基本的な概念や手技を中心に、「触る」という手技療法の基本を学びます。
本校で学んだ知識や技術をさらに昇華させ、身体の診方や触り方を臨床の現場で活かせるように学んでいきます。
1年間で年5回(10時限「1時限は1時間30分」)の講義です。
8時限以上出席した方には、常陽会名による講習会修了書を授与いたします。
講義内容 ※下記は昨年度実績です | |
1 | 操体法概論。「補助抵抗」か「つり合い」か。動の操体① |
2 | 動の操体② |
3 | 圧痛の活かし方。逃げ方の観察と圧痛操法。 |
4 | 痛みと動作 |
5 | 皮膚の操体 |
6 | 皮膚での動作の誘導 |
7 | 想の操体 |
8 | 環の操体 |
9 | 応用手技療法① |
10 | 応用手技療法② |
(以下、ゆる操体研究会HPより抜粋)
操体法の由来と橋本敬三、高橋迪雄
整形外科の開業医であった橋本敬三博士は、自らのところに来診した患者のその後の流れを調べるうちに、鍼灸や整体などの民間療法に患者が行くのを知り、鍼灸などの東洋医学を研究するために、鍼灸学校に入学し、また、高橋迪雄(みちお)の正体術(正體術)をはじめとする民間療法を研究した。
その過程で、伝統的に行われていた治療法にヒントを得て、操体法という画期的な健康法・治療法を確立した。