過去の実施記録

2018年 フォローアップセミナー

常陽会会員の知識と技術向上のための定期講習会が昨年度開催され、大変好評につき第3弾として今年度も7月からスタートすることになりました。

昨年度に引き続き、本校教員の松村天裕先生の「機能評価・訓練のための基礎技術習得コース」と、長年本校の手技療法の教育に携わって頂いている佐々木公一先生の「手技療法基礎技術習得コース~操体法を中心として~」に加え、新たに今年度から本校教員の横田篤広先生の「鍼灸師のための技術習得コース~今日から使える症候別即効治療~」が開催されます。

松村先生の機能評価に関するコースは、昨年度の内容をさらにボリュームアップし、行われます。高齢者施設や在宅ケア等、あマ指師が機能訓練指導員として活躍できる現場は増えており、益々ニーズは高まっている現状があります。そこで、MMTやROMといった評価方法などの基礎技術を修得し、それぞれの患者のADLを向上させるためにはどのような方法が最適かを考えられるようになることを目標に行われます。

佐々木公一先生は、各種の手技療法に造詣が深く、長年本校の手技療法教育に深く関われた先生です。昨年度好評だった内容をさらにボリュームアップし、「触る」ことの重要性や、技術習得、治療法への発展といったことを学び、治療技術の向上に役立てることを目標に行なわれます。

横田篤広先生は、日本董氏奇穴鍼灸学会王醫塾の王医仙先生に師事し、当校の中医学分野で活躍されている先生です。効果のある鍼治療とは何か。どのように病能を分析すればよいのか。どこに鍼を打てばいいのか。鍼灸師が抱える悩みに対し、治療技術を習得し、更なる治療者としての向上のために行なわれます。

今年度はすでに募集を締め切らせて頂きました。残念ながら受講できなかった先生方には次年度以降参加頂ければと思っております。

今後とも、できるだけ臨床の現場で求められる知識や技術を提供し、かつ常陽会会員同士の有意義な情報交換の場として活動していきたいと思っております。

ご協力のほどよろしくお願い致します。